愛媛製紙

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代表挨拶

昭和28年、銅山川製紙株式会社(愛媛製紙の前身)を設立して以来、私たちは暮らしを支える紙の製造を通し、変化する社会ニーズに応えてきました。
長い歴史を持つ紙は、その時々の文化を担い、社会のさまざまなシーンに係わり、時代とともに歩み続けてきました。社会が成熟した今日、紙の質や内容はもちろん、使用する原材料や製造工程にも進化が求められています。

「モノを包装し、運ぶ」のに欠かせない段ボールケース。当社は、その素材となる段ボール原紙を手掛け、続いてティシューペーパー・トイレットロールなどの素材となる家庭紙事業を展開。新素材となるセルロースナノファイバーへの取り組みでは、従来の紙とは異なる分野で利用できる製品を開発するなど、常に時代が必要とする“紙のありかた”にチャレンジしてきました。
“紙造りのプロ”として、新たな可能性を追求することが当社の責務であると考えています。

“紙を考える”ことは、同時に気候変動問題に取り組むことでもあります。当社では創業以来、森林資源有効活用・保護のため、古紙のリサイクルを重視した製品製造を行ってきました。それに加え、化石燃料への依存を減らしカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進するため、2021年に木質バイオマス・RPF燃焼ボイラー発電設備を稼働させました。燃料には、建設廃材由来木質チップと廃プラスチックなどを原料とするRPFを採用しています。100%非化石燃料を使用することによるCO2排出削減効果のみならず、地域で発生する廃棄物のリサイクルにも同時に貢献できるものです。

高品質な製品を安定的にお届けすることはもとより、今後もリサイクル材料を積極活用した製品の製造・開発に挑戦し続けるとともに、働きやすく多様な人が活躍できる職場づくりを進めるなど、紙の製造を通し持続可能な社会の実現に向けた国際目標であるSDGsの達成への貢献ができる企業を目指してまいります。

愛媛製紙株式会社

代表取締役社長 井川 和寛

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